2020年4月30日木曜日

幻の一般質問

昨日、6月議会での一般質問の中止をお知らせしました。私は今回テーマは、昨今のコロナウィルスの問題を取り上げる予定で、準備を少しづつ進めていました。したがって、本稿は「幻の一般質問」ということになります。9月議会のテーマにするかもしれませんが、情勢は流動的ですので、現時点で考えていることを公表すべきと考えました。しかし、まだ、たたき台の段階で、検討が不十分な点も多々ありますが、次の課題を一般質問で提起しようと考えていました。

1.備蓄マスクの放出を
羽村市の備蓄倉庫や各学校に備蓄しているマスク合計67200枚を市民に放出すべきことを提案しようとしていました。防災安全課長に相談したところ「この状態がさらに深刻化した時の備蓄であり、安易に放出できない。」「全市民に配付すると、ひとり当たり約1枚で、数が足りないし、本当に困っている人に配付するとなると、その判別は困難である。」と消極的な回答をいただきました。

2.総合相談窓口の設置を
いつどこで感染するかわからない状況が続いていて、市民の皆様の不安は大きいものがあり、どこに相談してよいかも、わからないというのが実情です。2020年4月24日の西多摩新聞に瑞穂町では専用代表電話を設置するとの記事が掲載されていました。同様な取り組みをしている他の自治体もありますが、羽村市ではそういう体制にはなっていません。羽村市でも同様な取り組みをすべきとの提案を企画政策部にしてみました。企画政策部によると、「現在でも市役所の代表電話(555-1111)に電話すると内線番号を押してくださいというアナウンスがあり、999を押すと交換が出ますので、内容をお話しいただくと、適切な部署につなぎます。」との回答をいただきました。

3.PCR検査を受けたいが
市民から「特に症状が出ているわけではないが、念のため、PCR検査を受けたい」との相談がありました。気持ちは十分にわかりますが、おそらく現状では無理です。新聞等の報道によると、安倍首相は46日にPCR検査数を2万件に増やすと表明しましたが、その後の検査数も相変わらず方針の半分ほどにとどまっています。日本のPCR検査数は人口1000人に対し、1.8人と低く、OECD36カ国の平均23.1人と比べ、圧倒的に低い状態です。原因は検査員の感染リスクが高いという問題や、輸送などの制度の問題などいろいろあるようです。他の自治体ではドライブスルー方式なども検討されているようなので、羽村市でも検討すべきと一般質問を考えていましたが、幻に終わりました。

4.補償の先払いを
羽村市内の一部の事業者にも休業要請が出され、東京都から補償金が出されるとのことです。新聞等によると、一部の自治体では、市町村が立替えるという報道もありました。難しい問題もいろいろあると思いますが、羽村市でも検討すべきと一般質問を考えていましたが、やはり、幻に終わりました。

5.市の公式ウエブサイトの改善
市の公式ウエブサイトの改善を要請しました。4月10日の新聞報道で羽村市の感染者数(9日時点)が3名から5名になりました。この結果、23区を除く都内39市町村に限定すれば、人口10万人あたりの比率は羽村市が9.1で1番高くなり、危機感を高めました。その後、羽村市は5名のままですので、現在は39自治体の中では13番目になりましたが、西多摩の市町村では羽村市の9.1は未だに1番高い状態が継続しています。にもかかわらず、市の公式ウエブサイトでは危機感が伝わる構成になっていませんでした。広報広聴課に改善を申し入れた後にウエブサイトのトップページが改善されましたが、まだ、羽村市長が前面に出て、市民に呼び掛けることはしていません。他の市町村では多くが首長が先頭に立っているのに対し、羽村市長は慎重な姿勢です。この点を一般質問しようも考えていましたが、やはり、幻に終わりました。


羽村市長の行動で評価できる点もあります。それは広報はむら4月15日号と一緒に配付された市長のコメントです。公式ウエブサイトよりも読む人は多いと思いますので、市長の気持ちは市民の皆様に十分伝わったと思います。また、その裏面には「新型コロナウィルス感染症が心配になったら…」という記事が掲載されました。市民が不安に思っていることがフローチャートによくまとめられていると思いました。ご参考までに添付します。

また、毎朝、9時になると行政無線で、緊急事態宣言のアナウンスがあります。これも新型コロナ感染症の拡大防止に大いに役立っていると思います。皆様方のご協力をいただき、1日も早い終息を心から願っております。








2020年4月29日水曜日

6月議会の一般質問は中止

昨日、羽村市議会では議会運営委員会が開かれ、6月議会の一般質問の中止が決定しました。本会議自体は市長部局からの提出議案などがあり、6月9日が初日、6月26日が最終日で開催しますが、補正予算や請願・陳情の委員会付託を省略するなど、簡素な形で実施することも決定しました。傍聴も自粛にご協力いただきたくお願いいたします。

私は3月議会では再質問なしの一般質問をし、市長・教育長からは答弁もいただきました。内容については3月29日のブログやホームページにも掲載しました。「つながる力 会報誌 Vol.4」は新聞折り込みもしていますので、ご覧になった方も多いと思います。

私は議会で一般質問をし、その内容を市民の皆様方にお知らせすることは、市議会議員の責務と考えています。私は議会運営委員として、次の意見を発言をしました。「一般質問中止は2元代表制の観点から大いに問題があります。市議会の存在意義は何かを考えざるを得ないと思います。しかしながら、現状の新型コロナウィルスの感染拡大は、3月議会の時より、さらに深刻化しており、苦渋の判断として、今回に限り、議長提案の一般質問中止に同意いたします。また、委員会付託省略も同様の理由で、議長提案に同意いたします。」

新型コロナウィルスは市役所業務にも大きな影響を与えています。職員の体制を2班体制にするとともに、職員の間隔を確保するため、これまで議員が使用していた会議室や応接室も市の職員が使用しています。議会運営委員会もこれまでは委員会室で開催していましたが、今回は本会議場での開催となりました。本会議でも人と人との間隔を確保するため、臨時の座席替えを実施することも決定しました。

私が一般質問の中止に同意した最大の理由は市役所職員の負担軽減です。私たち議員が一般質問を通告すると、市役所職員の負担は大きく「答弁調整会議」は、何日にもわたって開催されるとのことです。一般質問を実施した場合、私も含め、新型コロナウィルスの問題に集中することが予想されます。もっとも多忙な部署にさらなる業務を負担させることになります。現在の緊急事態宣言が今後どうなるかは未定ですが、少なくとも国民1人当たり10万円の給付は市役所の業務になります。このような状況で、一般質問の中止は「やむを得ない」と判断した次第です。市民の皆様のご理解をよろしくお願い申し上げます。

今回の6月議会の日程
昨年の6月議会の日程

ご参考までに、今回の議事日程案と、1年前の6月議会の日程案を添付します。常任委員会が2回入っていますが、委員会付託の省略が決定した以上、各委員会での議事は基本的になく、閉会中の継続調査が議事として残るだけと思います。なお、3月議会では予算審査、9月議会では決算審査がそれぞれ3日間ありますことを申し添えます。